アフィリエイトサイトって何?その仕組みや始め方まで徹底解説

アフィリエイトの始め方と仕組み,ASPとは

アフィリエイトサイトを始めると隙間時間を使って簡単にお金を稼げるという話があり、多くの人が注目するようになりました。

中には一ヶ月で数百万円も稼いでいる人もいるのが魅力ですが、アフィリエイトサイトはどのような仕組みで儲けられるようになっているのでしょうか。

この記事ではアフィリエイトサイトの概要から始め方まで詳しく紹介します。

目次

    1.アフィリエイトサイトとは?
    2.アフィリエイトサイトってどうやって始めるの?
    3.アフィリエイトサイトで得られるメリット
    4.アフィリエイトサイトで収入を得られる仕組みとは?
    5.アフィリエイトサイトを始める際に決めておきたいこと
     5-1.広告を掲載するサイト
     5-2.登録するASP
    6.アフィリエイトサイトで稼ぐためのポイント
    誰でも簡単にできるのが魅力のアフィリエイトサイト

 

1.アフィリエイトサイトとは?

アフィリエイトサイトはアフィリエイトを運営しているウェブサイトのことでブログを使っているケースもあります。また、アフィリエイトとは成果報酬型になっている広告です。

広告主の商品やサービスについての広告をウェブサイトやブログに掲載し、訪問したユーザーがその広告をクリックしたり、リンク先で商品購入や会員登録、資料請求などをしたりした場合にその成果に対する報酬を受け取れるというのが基本的な仕組みです。
商材は多岐にわたっていて、アフィリエイトをしているアフィリエイターは自分なりに稼ぎやすそうな商材を選んで広告を掲載し、自分で記事を書いてユーザーにアクションを促しています。

アフィリエイトサイトとは

 

広告主となる企業としては商品やサービスの売り上げを伸ばすためのマーケティング手法として成功報酬型の広告を出しています。アフィリエイト・サービス・プロバイダーと契約をして広告を配信してもらう形になっていて、サイトやブログの運営者はプロバイダーが公開している広告リストから希望のものを選択して掲載するというのが基本です。

そして、そのサイトやブログに掲載した広告をクリックしたユーザーが広告主の定めた条件を満たすアクションを起こせば、プロバイダーを経由して広告主の企業から運営者に報酬が支払われる仕組みになっています。

 

アフィリエイターの収入にはかなり幅が広く、全く稼げていない人もいればすぐに毎月数万円単位で安定的に稼げるようになっている人もいます。波があって何十万円も稼ぐ月もあればほとんど収入がない月もあるといった人もいるなど、やり方次第で収入にも大差が出るのがアフィリエイトの特徴です。

基本的にはどの商材を選ぶのも自由で、サイトやブログでの取り上げ方にも制限がありません。自分が良く知っているものを選んで上手に説明することでユーザーから選んでもらえることもありますが、ロジカルな戦略で品質や集客方法を検討して収益重視の運営をすることで成功している事例もあります。ゴールデンルールがあるわけではないので自分なりの稼ぎ方を導き出すことが大切です。

 

2.アフィリエイトサイトってどうやって始めるの?

アフィリエイトサイトを始めるためにはどういう流れで準備をしていくと良いのでしょうか。基本的なアフィリエイトサイト開始の流れを確認しておきましょう。

まず、アフィリエイトサイトの運営で得られる報酬の振込先として銀行口座を開設することが必要です。既存の銀行口座でも登録できますが、アフィリエイト用に開設しても構いません。ネットバンキングができる口座を用意するといつでも振込状況を確認できるので便利でしょう。

 

次にサイトやブログを作ることになりますが、まずはレンタルサーバーと独自ドメインを契約しておくとアフィリエイトサイトを運営しやすくなります。同時契約できると独自ドメインの取得のために別のサービスの契約をする必要がなくなることに加え、DNSサービスも使えるのが普通なので設定が簡単にできるでしょう。独自ドメインがあるとSEO対策を駆使することでGoogle検索で優位に立ちやすくなり、ユーザーからのアクセスを受けやすくなります

アフィリエイトサイトの運営をずっとやっていきたいと思っているなら特に重要で、独自ドメインを取得しておけば必要に応じて別サーバーへの移行が可能です。移行時もドメインを変更せずに済むのでドメインパワーを維持できるというメリットもあります。

 

サイトやブログを開設したらASPに登録します。ASPとは前述のアフィリエイト・サービス・プロバイダーの略称で、登録先のASPが提供している広告を掲載してアフィリエイトをすることができるようになります。登録を終えたら掲載する商材の広告を選び、広告を掲載するというのが流れです。広告を選ぶときには自分のサイトやブログの内容に合っているかどうかを吟味するのが大切です。また、広告ごとに報酬額も報酬を受け取れる条件も、広告の内容も異なるので注意しましょう。商材によっては広告主による審査が入る場合もあり、審査を通れないと広告を掲載できないことにも留意しておく必要があります。

 

広告の掲載自体は簡単で、選択した広告のプログラムごとにバナーが用意されています。その掲載のためのHTMLコードが提供されるので、サイトやブログに張り付けるだけでアフィリエイトを開始できます。

 

3.アフィリエイトサイトで得られるメリット

アフィリエイトサイトでお金を稼ぐメリットには何があるのでしょうか。まず、インターネット環境さえ整備されていれば初期費用がかからないのが魅力です。サーバーをレンタルするときにはレンタル費用がかかるくらいで、その後にも特別に費用が発生することはありません。

インターネット環境さえあればいつでもどこでも作業ができるので通勤中や家事の合間などをうまく使って作業を進めることが可能です。
基本的には記事の執筆をするだけなので、イラストを描いたり、動画を編集したりするようなスキルは必要ありません。自分の経験や知識をベースにして記事作成をしていくだけでアフィリエイトに成功して稼げる可能性が十分にあります。

 

サイトやブログで取り扱う内容も自分で選べるので、趣味や本業に関わる題材を選ぶとスムーズにコンテンツを作り上げられるでしょう。アフィリエイトサイトの運営は一見難しそうに見えますが、サイトやブログの内容の選び方次第ではあまり大きな負担なく取り組めます。そのため、主婦の小遣い稼ぎや余力のある会社員の副業でも注目されているのが現状です。アフィリエイトでの1ヶ月の収入の目安・参考は以下の通りです。

アフィリエイトでの1ヶ月の収入_2020年
参照元:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2020

 

4.アフィリエイトサイトで収入を得られる仕組みとは?

アフィリエイトサイトで収入を得られる仕組みについて冒頭でも簡単に説明しましたが、ビジネスモデルの観点からあらためて詳しく確認しておきましょう。

アフィリエイトサイトのビジネスモデルには広告主、ASP、ユーザーという三者が関わっています。

広告主は自社の商品やサービスの売り上げを伸ばすためのマーケティングに活用する目的で成功報酬型の広告を出す企業です。報酬を出す条件を設定したり、広告が掲載されるサイトを審査したりしていることに加え、条件を満たしたときには報酬の支払いをします。
この際にアフィリエイターに直接支払いをするのではなく、条件を満たすユーザーアクションがあったときにはASPを通してアフィリエイターに報酬が届くのが基本的な仕組みです。
アフィリエイトサイトで収入を得られる仕組み_広告主

 

ASPは広告主とアフィリエイターの仲介役を担う企業で、広告主からの広告提供のサポートや報酬の支払いを通して両者をつないでいます。ASPがあることで広告主は幅広いアフィリエイターに同時にアプローチすることができ、アフィリエイターは多岐にわたる商材を対象としたアフィリエイトサイトの運営をできるようになっているのが特徴です。
アフィリエイトサイトで収入を得られる仕組み_ASP

 

そして、ユーザーはサイトやブログの訪問をする人で、ユーザーが広告主の定める条件を満たすアクションを起こすことでアフィリエイターに報酬が入ります。条件としては商品購入やサービスの申し込みなどの広告主にとって利益になるアクションを求められることがほとんどです。そのため、アフィリエイターはユーザーにとって有益な情報を提供して広告先の商品やサービスを使いたいと思うように誘導することで稼げるようになります。
アフィリエイトサイトで収入を得られる仕組み_ユーザー

 

このような役割を持つ人たちがいるアフィリエイトサイトの運営での報酬の流れとしては、まず決めた商材の紹介記事を作ってサイトやブログにアフィリエイト広告と合わせて掲載します。その広告経由でユーザーが注文などをするとASPの管理画面に反映されます。そして、管理画面に表示されている報酬が直接銀行口座に振り込まれるという仕組みで収入を得るというのが一般的です。

 

5.アフィリエイトサイトを始める際に決めておきたいこと

アフィリエイトサイトの運営によって稼ごうと思ったときには、事前に決めておきたいものが二つあります。アフィリエイトを開始してしまってからでは取り返しのつかない重要な項目を紹介するので、まずはしっかりと検討してみましょう。

 

5-1.広告を掲載するサイト

アフィリエイトサイトを始める前にはまずアフィリエイト広告を掲載するサイトを決めて所有しておきましょう。アフィリエイトで稼げるようになるには自分のサイトを持って運営することが必須なので、稼ぐのに使いやすいサイトをまず手に入れるのが肝心です。CMSを使ってオリジナルのサイトを作る方法や、よく用いられているブログサービスに登録する方法が主流です。他にもサイトを作る方法はたくさんあるので、自分が運営しやすいサイトを選び出すことも重要になります。

 

手軽にやりたいならブログサービスは簡単ですが、ユーザーのアクセス数を稼ぎたいならCMSやwordpressを使うのがより良いでしょう。CMSはレンタルサーバーの確保や設定などもできてカスタマイズ性が高いのが魅力で、SEO対策もしやすいのが魅力です。専門的な知識が必要になることや手間がかかることは難点ですが、本気で取り組むならCMSやwordpressの使用を検討してみましょう

 

5-2.登録するASP

アフィリエイトサイトを開始してからでは立ち戻りにくくなってしまうのが登録先のASPです。ASPもたくさんあるので、どこに登録するのかを予め決めておくのが肝心です。ASPによって提携している広告主が違うので、取り扱っている商材も異なっています。最も一般的な方法としては自分が運営するサイトやブログに合わせて紹介したい商材があるASPを選ぶ方法です。

 

ただ、安心して稼げるようにするにはITPについての対応の有無を確認することも重要になります。ITPとはIntelligent Tracking Preventionのことで、プライバシー保護のために作り上げられたブラウザ機能の一つです。取り扱っているアフィリエイト広告がITPに対応していないと、ユーザーがアフィリエイトサイトを経由してアクションを起こした経過を追跡できなくなるリスクがあります。せっかくアフィリエイトに成功して報酬を得られるはずだったのに、ITP設定のせいで無効になってしまったというトラブルが起こらないようにITPに対応しているASPを選ぶようにしましょう。

 

6.アフィリエイトサイトで稼ぐためのポイント

最後にアフィリエイトサイトで稼ぐために重要なポイントを紹介するので頭に入れておきましょう。アフィリエイトではユーザーのアクセス数を増やし、訴求力のあるコンテンツを作成してユーザーにアクションを促すことが重要です。基本的には母集団を増やすという視点でアクセス数を増やすのがまず手を付けるべきポイントになります。サイトやブログ経由で購入を検討するチャンスが増加するので、報酬につながるアクションを起こしてくれる回数も増えると期待できるからです。

 

そのためには、独自ドメインを設定してアフィリエイトサイトを運営するのが基本です。無料ドメインでもアフィリエイトサイトとして使うことはできますが、独自ドメインの方が信頼性が高くなるのでSEO対策で有利になります。検索の優先順位が高くなれば自然にユーザーがアクセスする候補をとして考えてくれることが多くなるので訪問者が増えていくでしょう。
また、無料で利用可能なホームページサービスやブログサービスを利用していると、サービスが突然終了してしまうこともあります。さらに、利用者が増えて閲覧数が増加するとサーバー負荷が大きくなって速度が低下してしまい、サイト自体の評価が下がってしまうリスクもあるのであまり理想的ではありません。

 

レンタルサーバーなら信頼性が高いメリットがあるだけでなく、利用者の増加に伴うサーバー負荷にも耐えられるくらいのキャパシティーを持っています。独自ドメインを取得して使用していれば、もしサービスの移行があったとしてもそのまま同じドメインを利用し続けることが可能です。ずっと運営してきたアフィリエイトサイトの評価が下がってしまうリスクがないという点で優れている方法になります。
アフィリエイトサイトの運営に本気で取り組むならレンタルサーバーで独自ドメインを取得するのが稼ぐための秘訣なので忘れないようにしましょう。

アフィリエイトサイトで稼ぐためのポイント

 

誰でも簡単にできるのが魅力のアフィリエイトサイト

基礎から実用的な情報までアフィリエイトサイトについて紹介してきましたが、理解は深まったでしょうか。アフィリエイトサイトは広告を選んで記事を書くだけなので初心者でも始めやすく、コストもあまりかからないのが魅力です。時間の余裕があって副業をしたいという人にとってメリットが多い稼ぎ方なので、アフィリエイトサイトの運営を前向きに検討してみましょう。

 

アフィリエイトの始め方と仕組み,ASPとは