これを読めば稼げる!アフィリエイトの基礎から「稼げない人」の原因まで紹介

アフィリエイトのやり方8原則/初心者必見

ネット時代の今、在宅でお金を稼ぐことは決して難しくはありません。アフィリエイトという仕事も、そうした在宅でお金を稼ぐための手段のひとつです。

ただ、アフィリエイトという言葉は知っていても、それがどのような種類の仕事なのか、どうすれば効率的に稼げるのかといったことを知らない人も多いでしょう。

そこで今回は、アフィリエイトの基礎知識から、効率よく稼ぐためのコツなどについて詳しく紹介します。

目次

    1.アフィリエイトとは?
    2.アフィリエイトの仕組み
    3.アフィリエイトは稼げるの?
    4.アフィリエイトに向いている人とは
     4-1.すぐに行動できる人
     4-2.商品に詳しい人
     4-3.情報発信が好きな人 
     4-4.忍耐力がある人
    5.アフィリエイトで稼げない人の原因は?
     5-1.ジャンルの選定が悪い
     5-2.アクセス数が少ない
     5-3.広告のクリック率が低い
    アフィリエイトには継続力が大事!

 

1.アフィリエイトとは?

アフィリエイトは、インターネットを用いた広告ビジネスの一種で、本業のかたわら隙間時間を使った副業のひとつとして特に知られています。具体的には、自分のホームページや個人ブログの記事に掲載した広告の収入でお金を稼ぐことをアフィリエイトといいます。

さまざまな種類のネット広告がある中で、アフィリエイトは「成果報酬型の広告」のひとつです。成果報酬型の広告とは、ホームページやブログの訪問者が掲載されている広告をクリックして、実際に商品やサービスの購入につながった場合に報酬を受けられるというシステムの広告です。

 

このように、アフィリエイトでは、基本的に広告主が定めた何らかの成果を満たしていなければサイトの運営者に報酬が支払われることはありません。同じインターネット上の広告では、バナーをクリックするだけでサイトの運営者に報酬が支払われるクリック型の広告もありますが、それは成果報酬型のアフィリエイトとはまた別の広告ビジネスです。アフィリエイトは報酬を得るための条件がより厳しいため、クリック型より報酬単価は高く設定されている傾向にあります。

 

単にクリックしてもらうだけでは報酬が発生しないアフィリエイトは、広告をむやみに貼れば良いというわけではなく、掲載する広告の商材に関してしっかり理解しておくことが重要です。
もちろん、商材はさまざまな種類から自分の好きなものを選ぶことができるため、自分がよく知っているジャンルの商材を選んで掲載するというのがアフィリエイトの基本となります。

アフィリエイトとは

 

2.アフィリエイトの仕組み

アフィリエイトというビジネスは、広告を掲載するサイトの運営者と広告主だけで成り立つものではありません。

まず、広告を載せるサイトの運営者を「アフィリエイター」といいます。そのアフィリエイターに対して広告を出稿する「広告主」がおり、この両者をつなげる役割を持つのが「ASP」です。さらには、実際にサイトを訪問する「ユーザー」の存在も忘れてはならず、アフィリエイトはこの四者の利害が一致して初めて成立するビジネスなのです。
アフィリエイトの仕組み

 

アフィリエイターは、自分のサイトに広告を掲載して成果条件を満たせば報酬を受け取ることができます。もちろん、自分のサイトに載せる広告ですから、好きな商材を広告として載せたいと考えるのはアフィリエイターとして当然のことです。

しかし、その商材を自ら開拓するのは手間がかかりますし、自分で広告主を探すには人脈も経験も必要とされます。そうした作業を代わりに請け負い、アフィリエイターと広告主を仲介するのがASPです。
ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダーの略で、要するにネット上の広告代理店のようなものです。アフィリエイターと広告主をつないで、その手数料を収入とします。

 

一方、広告主は自社の商品やサービスを効果的に販売するために、ASPを通じて最適なアフィリエイターを探して広告を出稿します。その広告をサイトに訪れたユーザー、すなわち消費者がクリックして、商品やサービスの購入につながれば、広告主はもちろん、アフィリエイターにも広告の掲載料として利益がもたらされるというのがアフィリエイトの仕組みです。

 

3.アフィリエイトは稼げるの?

アフィリエイトは、本業のかたわら副業として始める人が多く、そのせいもあってかお小遣い程度にしか稼げないという評判が立つことも少なくありません。確かに、アフィリエイトを始めても全く稼げない人もいますし、実際にお小遣い程度しか稼いでいないという人もいます。

しかし、月々数万円程度をコンスタントに稼いでいるアフィリエイターは決して珍しくありませんし、中には月間で数百万円をアフィリエイトのみで稼ぎ出す個人ユーザーも実際に存在します

 

NPO法人アフィリエイトマーケティング協会が2019年6月に出した「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2019」という調査によると、1万円以上の報酬を得ているアフィリエイターは全体の約4割、50万円以上稼いでいるアフィリエイターは全体の約1割という結果となっています。
このように、アフィリエイトは何の対策も取らず見切り発車で始めれば稼ぐのは難しいかもしれませんが、しっかり対策して地道にやっていけば高い収入を得られる可能性もあるビジネスです。
参考:特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会 市場調査

 

また、2019年の報道では、インターネットの広告費用がテレビCMの広告費用を越えたというニュースもありました。もちろん、ネット広告はアフィリエイトばかりではありませんが、アフィリエイトによる広告も年々増えています。
アフィリエイト市場はこの先も拡大傾向が続くと予想されているので、今後アフィリエイトの可能性はさらに高まると認識しておいて間違いはないでしょう。
アフィリエイト広告の市場規模推移

 

4.アフィリエイトに向いている人とは

アフィリエイトは決してハードルの高いビジネスではありません。しっかりした戦略を立てて臨めば、高収入を目指すことも十分にできるでしょう。ただ、アフィリエイトは人によって向き不向きもあります。ここでは、アフィリエイトに向いている人の特徴について紹介します。
アフィリエイトに向いている人とは

 

4-1.すぐに行動できる人

アフィリエイトは始めるのにお金のかかるビジネスではありません。そのため、やろうと思えば誰でもすぐに始めることができます。
ただ、アフィリエイトを一から始める場合、まずホームページや個人ブログを構築しなければなりません。その分、実際に収入を得られるまでには時間がかかってしまいがちです。こうしたアフィリエイトの性質上、始める段階で情報収集に時間をかけ過ぎてしまうのは、アフィリエイトではあまり良くないといわれています。アフィリエイトについてまず詳しく知ってから始めようとなると、サイトの構築や運営に時間をかけられなくなり、結局稼ぐことが難しくなってしまうことが多いのです。

 

このような理由から、アフィリエイトでは「すぐに行動できる人」のほうが向いているといえます。始めるのにお金がかからないからこそ、まずは今わかっている範囲で行動してみるという考え方が大事なのです。逆に悩む時間が多く、行動するのが遅いという人は、あまりアフィリエイトには向いてないといえるでしょう。

 

4-2.商品に詳しい人

普段ショッピングをたくさんしたり、好きな商品や買いたい商品がたくさんあったりする人は、アフィリエイト向きの性格だといえます。
アフィリエイトはユーザーに広告の商品やサービスを買わせてこそ利益を受け取れるビジネスです。そのため、各商品に対する予備知識はアフィリエイトを始めるうえで必須となります。もし、普段からあまり買い物をしなかったり、紹介したい商品がほとんどなかったりする人は、アフィリエイトを始めてもうまく商品の紹介ができないものです。

 

特にアフィリエイトをきっかけに商品を購入する人はスマホの利用者が多いといわれています。女性の購入者も少なくないため、商品紹介には「共感力」が求められる傾向にあります。自分で商品を使ってみて、その体験談をサイトに載せて販売を促すことも珍しくありません。その際、商品について詳しく知らないようでは、ユーザーにうまくアピールできませんし、何よりユーザーもその商品をよく知らない人から購入したいとは思わないものです。こうした理由から、商品に詳しい人のほうがアフィリエイトには向いているといえるのです。

 

4-3.情報発信が好きな人

アフィリエイトでは、主に個人ブログやホームページといった記事の中で広告を出します。また、ツイッターやインスタグラムなどの「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」を地盤にアフィリエイトを始める人もいます。ただ、アフィリエイトはそもそもユーザーがサイトやSNSに訪れてくれなければ、バナーのクリックから商品の購入という流れにもなりません。ですから、ブログやSNSの認知度や閲覧数といった要素が広告収入にも大きく関係してきます。

 

ブログやホームページしか持っていない人でも、SNSなどを使った情報発信はアフィリエイトにおいてとても重要なことです。そうした情報発信が広告のセールス力にもつながってくるため、情報発信が好きなこともアフィリエイトを成功させるひとつの条件だといえます。また、閲覧数を増やすためにブログとSNSを連携させるなど、さまざまなWebサービスを使いこなせることも大切です。

 

4-4.忍耐力がある人

アフィリエイトではサイトのアクセス数が鍵を握ります。そのためには、まずサイトのコンテンツを充実させなければなりません。コンテンツを充実させるためには、やはりサイトに掲載する記事数を増やすことが重要です。

アフィリエイトで収益を稼げるサイトは、少なくとも100記事程度の記事を掲載しています。実際、100記事以上が掲載されているサイトは、アクセスが増えて安定するともいわれています。もちろん、1日や2日で100以上の記事を作成することは困難ですから、半年から1年以上かけて少しずつ記事量を増やし、サイトのコンテンツを充実させていくのがアフィリエイトの基本的な進め方です。

 

つまり、アフィリエイトは立ち上げから収益化まである程度の時間を要することになります。また、たくさんの記事を公開しても、検索エンジンから評価されて上位に表示されるには時間がかかります。そのため、最低でも記事を書いてから3カ月~半年は様子を見る必要があるでしょう。当然、途中で記事を書き続けるのをストップしてしまえば収益化もできません。アフィリエイトを軌道に乗せるには、短期間で辞めずに安定化するまで続けていく根気が必要です。そういった意味で、忍耐力があるかどうかも、アフィリエイトの資質のひとつです。

 

5.アフィリエイトで稼げない人の原因は?

根気よくアフィリエイトを続けているのに、なかなか結果が出ないという人も中にはいるのではないでしょうか。もし、アフィリエイトでうまく稼げないのであれば、これまでのやり方を見直してみるのもひとつの手です。うまくいかないのには原因があるものですから、どのような原因が考えられるのかここでしっかり精査してみましょう。
アフィリエイトで稼げない人の原因は

 

5-1.ジャンルの選定が悪い

コンテンツを充実させているのに、アクセス数がなかなか増えない場合、ジャンルの選定が悪いことが原因のひとつとして考えられます。どれほど良質のコンテンツを用意していても、需要のないジャンルで記事を書いていてはアクセス数はなかなか伸びません。もちろん、根気よくアフィリエイトを続けるためにも、自分の興味のあるジャンルで記事を書くのは間違った方向性ではありません。しかし、人に読んでもらえる記事かどうかは、質の高いコンテンツであるだけではなく、読む人が興味を持ちやすいジャンルかどうかも重要です。

 

つまり、もともと需要のないジャンルであっては、その記事を読んでくれる絶対数が少なく、サイトのアクセス数が伸びにくくなってしまうのです。そのため、アフィリエイトでは書こうとしているジャンルに需要があるのかどうかリサーチしてからサイトを構築していくことが大切です。

 

5-2.アクセス数が少ない

サイトへのアクセス数が少なければ、アフィリエイトの収益を伸ばすことも難しくなります。アクセス数は記事のジャンルなどによっても変わってきますが、SEOも大きく関係してきます。というのも、記事へのアクセスの大部分は検索エンジンから流入してくるからです。

実際、SEOで1位を記録する記事のクリック率は21.12%ありますが、10位になるとこの数値が1.64%と激減します。10位でも検索エンジンの1ページ目に表示されるのにもかかわらず、1位との差は実に20倍近くにもなってしまうのです。

 

検索エンジン最大手であるGoogleは、あくまで検索ユーザーにとって最適な情報を提供することを第一としています。ですから、記事を作成する場合も、ユーザー目線でどういう情報が必要なのか考えながら記事を作ると、検索エンジンの上位表示をキープしやすくなります。

もちろん、ユーザーの興味を惹くような記事であっても、競合が多ければなかなか上位表示を維持できないかもしれません。その場合は、ロングテールキーワードを意識すると良いでしょう。ロングテールキーワードとは、月間検索数が少ないキーワードのことです。ロングテールキーワードは検索数が少ない分、競合も少なく、検索エンジンにも比較的早く上位表示されやすい側面があります。その分だけアクセスを集めやすく、記事の閲覧数を伸ばしやすくなるのです。

 

5-3.広告のクリック率が低い

アフィリエイトは成果報酬型の広告です。広告をクリックして成約してもらわなければ、どんなにサイトのアクセス数が多くても収益は確保できません。アクセス数が多いのにもかかわらず収益がいまひとつという場合は、広告のクリック率が低いということが原因として考えられます。そもそもユーザーがサイトを訪問するのは、そうすることで何らかの悩みを解決したり、欲しい商品を探したりするためです。しかし、そのサイトを訪問しても悩みを解決できない、欲しい商品が見つからないとすれば、アクセス数が増えても広告のクリック率は低くなってしまいます

 

また、ユーザーが広告をクリックする動機づけができていなかったり、記事の内容と広告の商材がマッチしていなかったりすれば、やはりクリック率は伸びていかないでしょう。広告のクリック率を上げるためには、まずユーザーの心理をしっかりとらえて、適切にアピールすることが大切です。そのための武器として、「セールスライティング」という技術も身に付けておいて損はありません。セールスライティングに関してはさまざまな書籍が販売されているので、本を読み込んで技術を習得することもアフィリエイトを成功させる秘訣のひとつです。

 

アフィリエイトには継続力が大事!

アフィリエイトは初心者でも始められるネットビジネスのひとつです。収益を安定化させることは簡単ではありませんが、戦略をしっかり立てて始めれば高い利益が期待できるビジネスでもあります。

ネット関連の広告は右肩上がりの状況が続いているため、アフィリエイト市場も今後さらに伸びていくことが予想されます。稼ぐためには継続と忍耐が必要ですが、興味がある人は今からでもぜひアフィリエイトに挑戦してみましょう!

 

アフィリエイトのやり方8原則/初心者必見