副業する人が増えている?副収入を得られるおすすめ副業を紹介!

副業する人が増えている?副収入を得られるおすすめの副業を紹介!

本業以外に副業を行い、副収入を得ている人が多くなっているのを知っているでしょうか。お金が全てではありませんが、たくさんお金を持っているに越したことはありません。

収入に不安があり、もっと安定した生活を手に入れたいと考えているならば、副業を始めてみることがおすすめです。今回は副業のメリットや、副収入を得るためにおすすめの副業などを紹介していきます。

 

1.日本人の平均収入はどれくらい?

日本人の平均収入はどれくらい?

国税庁が国民の平均年収を調べるために民間給与実態調査を行っていますが、平成30年に行った調査では日本人の平均年収は441万円という結果が出ています。2008年にリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻した時にリーマンショックが起こり、日本の平均年収は一気に下がりました。平成20年度は平均年収430万円だったものが、リーマンショック後には406万円まで低下したのです。
(参考:国税庁「民間給与実態統計調査」

それを考えると、平成30年の平均年収441万円というデータは、リーマンショック以前の水準以上に回復しています。しかし、リーマンショックが起こる以前よりも保険料や消費税などが上がっているため、国民の生活水準はそれほど変わっていません。

 

平均年収は441万円となっていますが、実際に平均年収程度の400万円~500万円を稼いでいる人は労働している人の15%程度です。400万円~2500万円超を稼いで人の割合は45.7%となっているため、おおよそ労働人口の半数程度の人が平均年収の441万円以上を稼いでいることになります。

なお、平均年収が441万円といっても、全てが手元に残るわけではありません。約87万円が控除の対象となり、税金などが引かれるため実際の手取りは345万円程度です。1年間で345万円の手取り収入があれば都内でも余裕のある暮らしができるため、平均年収となっている441万円を稼ぐことができれば、十分な生活水準で暮らすことができるでしょう。

 

2.副収入を得ている人の実態

副収入を得ている人の実態

2018年は副業解禁元年と言われることも多く、副業を解禁する大手企業が一気に増えました。これはモデル就業規則の中にある、副業や兼業に関するガイドラインの記述が変更されたためです。厚生労働省が作成している規則なのですが、2018年以前は「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」というガイドラインが設けられていました。
(参考:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」

しかし、2018年に「労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することができる」という項目が追加され、国が副業や兼業を推進するという意向を示したのです。これによって、2018年に様々な企業が副業を解禁する動きを見せました。「副業時代の到来」と世間でも話題になり、副業ブームが起こったというわけです。

 

株式会社パーソル総合研究所が副業調査を行った結果、2018年では正社員として働いている人の中で副業を行っている人の割合は10.9%というデータが出ています。また、副業をしていない人でも「将来副業したいと考えている」と回答した人は41%にも上りました。副業にどの程度の時間をかけるかは人によって変わりますが、1週間で平均10.32時間副業をしているというデータがあります。
(参考:パーソル総合研究所「副業の実態・意識調査」

本業の合間に副業をすることになるため、副業している人の1割程度は本業と合わせた総労働時間が70時間以上になるようです。収入面を見てみると、副業の平均収入は6.82万円時給では平均1652.1円というデータがあります。

 

3.副業をするメリット

副業をする大きなメリットになるのが、収入が増えるということです。本業の収入に満足できていない人や、将来収入が減ってしまう可能性を考えると不安になるという方もいるでしょう。副業をすれば本業とは別に収入を得ることができるため、お金に余裕ができて安心感を得ることができます。

また、何かしらの理由で本業の収入がなくなってしまった場合のリスク管理にもなります。本業とは違う分野の副業をすることで、新たなスキルを身につけられるというのもメリットです。中でも、デザインやプログラミングなどの専門スキルは需要が高いため、副業をしてスキルを身につけておけば、より多くの収入を得られるだけではなく、独立をして自分で事業を始めることもできます。

 

会社員として働いていると、基本的には定年があるため一定の年齢になると収入がなくなってしまいます。副業の中には年齢に関係なく続けられるものもあり、本業が定年を迎えてからも安定した収入を得ることができます。さらに、副業は本業の合間に行わなければならないため、タイムマネジメント能力が必要です。自分で細かく計画を立てながら副業を行うことでタイムマネジメント能力が磨かれ、様々な仕事に活かすことができます。
その他に、本業で自分の能力が発揮できないと悩んでいる方が、副業を始めて新たな才能に気づいたというケースもあります。自分の隠れた才能が見つかるかもしれないというのも、副業をするメリットになるでしょう。

副業をするメリット

 

4.副業をするデメリット

副業をする時に注意しなければならないのが、本業に支障が出てしまう可能性です。本業と副業、2つの仕事を同時にこなすのは負担が大きく、慣れないうちは苦労するかもしれません。副業をするために睡眠時間を削り、寝不足で本業に支障をきたしてしまうケースもあるため注意が必要です。また、副業を始めたせいで疲労が大きくなり、体調を崩してしまうこともあります。仕事が増えると身心共に大きな負担がかかるため、健康管理には気をつけなければなりません

 

副業を行う時は、情報の取り扱いにも気をつけたほうが良いでしょう。本業の会社の情報をうっかり漏らしてしまい、会社とトラブルになるケースもあるため注意してください。さらに、副業をしたからといって、必ず収入がアップするわけではないというのもデメリットの1つです。基本的には、副業を始めたばかりで大きく稼ぐのは難しいと思っておきましょう。初期費用がかかる副業を始めた場合は、収入が少ないとマイナスになってしまうケースもあります。

 

5.副収入を得るためのおすすめの副業5選

様々な副業がありますが、中には専門スキルが必要なものや、未経験では稼ぐのが難しい副業もあるので注意が必要です。ここでは、誰でも比較的気軽に始めることができる、おすすめの副業を5つ紹介していきます。

 

5-1.ポイントサイト

初めて副業をする方や、特別なスキルが必要なく気軽に始められる副業を探している人におすすめなのがポイントサイトです。ポイントサイトというのはサービスに登録し、様々な条件を満たすことでポイントが付与されるサービスです。
ポイントを貯める方法は公式サイトにアクセスする、資料を請求する、ゲームで遊ぶなど様々なものがあり、利用するサイトによって変わります。貯めたポイントはAmazonのギフト券や電子マネー、現金などに交換できるため、それを利用して収入を得ることができます。

 

ポイントサイトの魅力は、時間と場所を選ばず気軽に始められることです。自宅はもちろん、会社のちょっとした休憩時間を利用して稼ぐことができます。しかし、誰でも簡単に始められる分、短期間で大きく稼ぐことは難しいです。毎日コツコツと、時間をかけて稼ぐものと思っておきましょう。また、中には登録を促し個人情報を盗み取る、勝手に有料サイトにアクセスさせるといった、悪質なサイトも存在するため注意が必要です。

東証一部上場企業の株式会社セレスが運営する「モッピー」というポイントサイトは知名度もあり人気があります。
手出しゼロで利用できる♪話題のポイ活始めるならモッピー!

 

5-2.モニター

モニターも人気がある副業の1つで、治験モニター覆面モニターなど様々なモニターになることで収入を得ることができます。
覆面モニターというのは、指定されたお店に普通の買い物客として入り、お店の雰囲気や店員の接客の質の高さ、掃除が行き届いているかなどをチェックする仕事です。治験モニターは、世に出される薬や食品などの安全性を確認する仕事で、臨床試験に参加することになります。薬の安全性を自分で試すというと不安に思う方もいるかもしれませんが、臨床試験で使われる薬は動物実験などを行った上で、厳しい検査にも通過しているため、健康な人なら問題が起こる可能性はほとんどありません。

 

日帰りで参加できるものや、2~3日程度の短期間で終わるものも多いですが、中には入院が必要になる治験モニターもあります。モニターの中でも、治験モニターは高額の報酬を得ることができる仕事が多いです。ただし、治験モニターも覆面モニターも単発の仕事が多く、毎月安定した収入が得られるとは限りません。他には、商品のサンプルを使用して感想を伝えるものや、美容の施術を受けて評価するものなど様々なモニターがあり、自分の趣味や興味があることを仕事にできるのがモニターの魅力の1つです。

覆面モニターで人気なのは、「ファンくる(Fancrew)」というサービスで、外食モニターで有名です。
覆面調査ミステリーショッパーのファンくる

 

5-3.株式投資

本業の合間に副業として株式投資を行い、大きな収入を得ている人もいます。利益を目的として株式の売買を行うのが株式投資で、株価が上がりそうな株式を購入し、適切なタイミングで売りに出すことで売却時の利益や配当金の分配による利益を得ることができます。
株式の売買がメインとなり、時間的な拘束はありません。自分が好きな時間、好きな場所で取り組むことができる自由度の高い副業です。保有している株式の数や、値上がりの幅によっては一度に数百万円以上の利益が発生することもあります。

 

株式投資で利益を得るためには、様々な企業のことを調べたり、業績の動向を予測したりする必要があるため、株式投資を行っているうちに経営者の視点を学べるというのも魅力の1つです。しかし、株価の動きを予想するのは難しく、購入した株式の価値が一気に下がったり、投資をした企業が倒産して保有している株式の価値がなくなったりする可能性もあります。必ずしもお金が増えるわけではなく、マイナスになってしまうリスクがある点には注意しましょう。

 

5-4.アフィリエイト

アフィリエイトは、ブログやホームページに企業や商品、サービスなどの広告を貼り付けて広告収入を得るというものです。広告を掲載すれば収入が発生するというわけではなく、サイトを訪れた人が広告を通して商品やサービスを購入する必要があります。
そのため、アフィリエイトで稼ぐためには多くの人をサイトに集めなければなりません。どういう情報が求められているのかを分析する能力やリサーチするスキル、多くの人に商品を購入してもらうためのマーケティング力、たくさんの人を惹きつける記事を作成するためのライティング力などが必要です。

 

副収入を得るためのおすすめの副業5選_アフィリエイト

アフィリエイトを始めることで様々なスキルを養えるため、自己投資として始めてみる価値もあるでしょう。経験やスキルさえあれば月に100万円以上稼ぐこともできますし、パソコンがあればいつでもどこでも作業できる魅力的な副業です。
しかし、アフィリエイトを始めてもブログやホームページを見てもらわなければ意味がないため、すぐに利益を出すのは難しいでしょう。試行錯誤しながら時間をかけてアクセス数を増やし、徐々に広告収入をアップさせる継続力が必要になります。

 

5-5.YouTube

副業としてYouTubeを始めてみるのもおすすめです。YouTubeは自分で制作した動画を投稿し、広告収入を得る方法になります。チャンネル登録数などによって広告収入の額は変わりますが、おおよそ1回動画が再生されるたびに0.05円~1円程度の広告収入が入ります。10万回再生されれば、5,000円~10,000円の収入になる計算です。しかし、動画に広告をつけるためには、チャンネル登録数が1,000人以上など、いくつか条件があります。

 

動画の再生数次第で収入が変わるため、多くの人を惹きつける魅力的な動画を制作しなければなりません。そのためには、企画力はもちろん、動画の編集スキルも必要です。地道な作業が多く簡単な副業ではありませんが、YouTubeを始めることでマーケティングスキルや動画編集スキルなど、様々なスキルを学ぶことができるため自己投資にも繋がります

 

6.副業をするときの注意点

副業をするときの注意点

副業を推進する動きが強くなっていますが、まだ副業を禁止している企業もあるため、本業の会社の就業規定を確認しておくことが大切です。就業規定を確認せずに副業を始めると、会社とトラブルになり本業に支障が出てしまうかもしれません。また、副業で収入を得ると、収入額によっては確定申告が必要になります。基本的には本業以外で20万円以上の収入を得ている場合は、自分自身で確定申告しなければなりません。確定申告せずにいると、延滞税や無申告加算税が課せられる可能性もあるため注意してください。
副業をする時は、無理のない範囲で行うことも重要なポイントです。無理をして体調を崩したり、本業に支障が出てしまったりすることがないように、自己管理を徹底するように心がけましょう。

 

副収入を得て生活を安定させよう

今回の記事を通して、副業のメリットや稼ぎ方などを知ることができたでしょうか。副業を始めて本業以外でも収入を得ることができれば、生活が豊かになりますし、定年の心配もなくなります。副業によっては新たなスキルが身につくため、自己投資をすることもできます。まずは気軽に始められるアフィリエイトサイトがおすすめです。様々な働き方ができる時代だからこそ、豊かな生活を送るために副業を始めてみてはどうでしょうか。

 

副業する人が増えている?副収入を得られるおすすめの副業を紹介!